男性恐怖になったわけ3:
雑木林

他にもいくつか事情はあったのですが,
私が男性恐怖になった大きな理由に,
中学生の頃の痴漢の体験があったと思っています 

中学に入り,いちばんお金がかからないからと,
陸上部に入っていた私.
部活を終えて家に帰る途中で,
その出来事は起こりました.

踏切を渡って雑木林沿いの小路に折れて,
ほとんど街灯もないをずっと進んだところに,
当時住んでいた市営住宅  はまとまって建てられていました.

その途中には,小さな空き地と,
何のためかも,いつ使われているのかもわからない小屋・・・

友だちと別れてすっかり暗くなった道を家に向かっていると,
小屋の陰から急に人が出てきて,
腕をつかまれて物陰に引きずり込まれました.

驚いても出せず,
たぶんほとんど動くことも,
抵抗することもできなかったんだと思います.

制服は強引に引っ張られてスナップボタンが外れ,
ジャンパースカートの脇から手を突っ込まれ,
下にはいていたジャージが引き下ろされ,
競技用の短パンに手がかかったところで,
その人は急に身を離すと逃げていきました.

気がつけば私は失禁していて・・・
怖くて,ただ動転して,
どうやって家にたどり着いたか覚えていません.

ひと目見るなり母は私を風呂場に連れて行き,
湧かしてあった風呂のお湯で,
震える身体を洗ってくれました.
制服の汚れてしまったところを洗って,
取れてしまったボタンとフックをきれいに縫い直し,
翌日もちゃんと着られるようにアイロンもしてくれて・・・

でも・・・驚いたのはその後の一言
大丈夫だったんだから,お父さんいったらダメ  だよ.
もちろん私も父には言えなかったと思うけれど,
がそんなことを言ったことが,
とてもショック    でした.

父の前で手が震えないように,
ただただ緊張して食べた晩ご飯.
泣くなんて,あり得なかった.


は・・・やっぱりすごく怖い存在なんだ.
男の人は・・・怖い

これまでたったひとりの友だち以外には,
誰にも話せなかったあの日のこと.
悔しいというのとも,悲しいというのとも違う,
口いっぱいに乾いた砂を押し込まれたような,
そんな気持ち・・・

引きずり込まれたときのアザができるほどの痛みも,
失禁してしまったことも覚えていないのに,
雑木林の向こうを通り過ぎていった電車の,
車窓明るさと線路のだけは,
目に,耳に,焼き付いています.

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shufumoarukeba

昭和生まれでいつしか三十路.
おおむね真面目で優しいけれど,
密かにかなり頑固でわがままな夫と,ふたりの娘の4人家族.
完全専業主婦を経て,今はパートに奮闘中.

かつてはかなりの男性恐怖.
基本的には幸せだから何の不満もないけれど,
人生いろいろあるもので・・・.

日記も愚痴も,すべては私の独り言.
批判,中傷ご遠慮ください.
もしあれば,共感,励まし大歓迎.
どうぞよろしくお願いします.

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